診療台が1台増え、全部で4台になりました。
最近、お待たせする時間が非常に長くなってしまうことがあり、みなさまに大変ご迷惑をおかけいたしました。これを期に待ち時間の軽減に再度、努めたいと考えております。



今日はいつものミーティングの時間を利用して、審美的な歯の形のテストを行いました。(同じ形の模型を用いて仮歯を作ります。) このテストを行うことで、当医院の技術レベルの向上を狙っています!どのようなものが美しく、どこが違うと審美的に問題があるのか…正しいものが解っていなければ美しいものは提供できないと考えます。そのため、日頃から情報収集や技術面の研鑚に努力しております。歯に審美的なコンプレックスをお持ちの方、当医院のスタッフに打ち明けてみてください。何かお手伝いできるかもしれません(^。^)





よく「歯医者さんは、期間と回数がかかるもんね-、なんでかね?」と言われることがあります。
この間、2週間ほどで、全部の虫歯の治療を終わらしてほしいと言う患者さんがいらして、僕が、「少し噛みにくく、なるかもしれませんけどいいですか?」と患者さんにお尋ねしたら 「先生、今しかこれないから、構いません、がんばります。」とのことでした。そうこうして、毎日その患者さんは来院され、どんどん治療が進んでいきます。そして、1週間ほどしたら、型とりしたところの仮ぶたのところが多くなってきました。すると、その患者さんが、言いました、「先生、やっぱ、歯の治療は、ゆっくりした方がいいね!、私みたいに、急いですると、いかんね、食事がしにくいもん。身をもってわかりました」と。
僕たちもできれば早くおわってあげたい、でも、一気にしていくと、この患者さんのように、食事がしにくくなる。このことが、悩みの種です。今、自分の診療では、食事や、仕事がきちんとできる状態で、通院してもらい、できるだけ早く治していくというのを考えて診療しています。やっぱり、信頼して来院していただいている患者さんに、苦痛は与えたくないものですからね。


「保険外のセラミックと保険の白い歯はどこが違うの?」とよく尋ねられます。みなさんはどのように認識されていますか?
【セラミックの長所】
①変色がない            セラミックはレジンと違い水分を取り込まないめ、色の変化がありません。
②摩り減って変形しない      もしこれがプラスチックであれば、歯ブラシのようなナイロンの毛で磨耗していきます。
③根元の歯茎が変色しない   根元の歯茎に接触する部分がセラミックで、人に無害な材料なため、黒ずんだりという不快な変化
                     がありません。
④清潔・清掃しやすい       表面が非常に滑沢(ツルツル)なためプラークや色素を留めにくく、汚れがついてもすぐ落ちます。
⑤天然歯に近い色調       見分けが難しいほどの色調に微妙なところまで再現できます。プラスチックは単調な色になります。                     
ただし、根のしっかりしていない歯や、あまりにも虫歯がひどくて強度が弱い歯にはおすすめできません。
      


今回は歯を削る器具(タービン・エンジン)の洗浄機を紹介します。
歯を削る器具もお口の中に入りますので、もちろん!滅菌されていなければなりません。
滅菌状態にするためには高温になります。器具の中に唾液・血液などのたんぱく質が残っていると固まってしまいます。その中には微生物も含まれていますので、残っていれば一緒に固まってしまいます。そのため、このクアトロケアーという機械で滅菌器にかける前に中を洗浄し汚れ(唾液・血液・削りカス)のない状態にします。その後、高温の滅菌器に入ります。(低温で行う方法もありますが、当医院は高温のものを使用しています。)
歯を削るときには、風と水が勢いよくかかります。きれいな物を使ってほしいですよね?